ツーロンからフランクフルトに帰ってきました。
ホテルをあえてツーロン市内にとらず、12km西のSix-foursという街に泊まったんですが、その選択が良かった。
朝は自転車を借りてサイクリング、海沿いのカフェでランチを食べて、プライベートビーチで寝そべり、夜はサッカーの試合を観に行く。で、ホテルに帰ってきたら、海を見ながらビールを一杯。
特に原稿を書く予定もなかったので、バカンスをかねてゆっくりしてきました。
今日からまた、働きます。
木崎伸也
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- 2008/05/30(金) 23:16:30|
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マリンがドイツ代表のユーロ登録メンバーから、落選してしまいました……。
他に落ちたのはヘルメスとジョーンズ。
残念です。
木崎伸也
- 2008/05/28(水) 20:30:27|
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今からツーロンへ出発します!
ぎりぎりまで、ナンバーの短い原稿をいくつかやっていました。
木崎
- 2008/05/26(月) 22:12:05|
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南アフリカで勃発した、外国人排斥運動のニュースを見ました。
ドイツのTVでも取り上げられているのですが、特にCNNで時間をかけて特集していました。
血だらけのまま道路に横たわる人。
ナイフを研ぐ群集の写真。
ゴム弾を水平発射する警官隊。
放火されるスラム街。
暴動が最初に起こったのが、ヨハネスブルク郊外のアレキサンドラと聞き、驚きと同時に、ああそうか、と納得する自分がいました。
アレキサンドラは、ヨハネスブルクでも有数のスラム街です。
昨年、僕が南アに行ったときに泊まっていたホテルは、アレキサンドラから歩いて5分の距離にありました。ホテルは高い壁で囲われているので、部屋にいる分には身の危険は感じません。レストランのカレーはとてもおいしかった。従業員も親切だった。ただ、毎朝、肉が焼けたような焦げ臭い煙が立ちこめてくるのだけは辛かったです。
ホテルで働いていたプレシャスという女性が、サントンの高級ショッピングビルに行こう、というので、カメラマンのKさんと3人で行くことになりました。彼女はアレキサンドラに住んでいて、週2回、ホテルで働いていると言っていました。当日、彼女が白いジャケットを着ていたのが、妙に記憶に残っています。
ただ、こちらとしてはそういう白人が集まる高級エリアよりは、スラム街(アレキサンドラ)をじっくり見てみたい。幹線道路から様子を見ることはできるのですが、現地の人がいるなら、中に行っても大丈夫なのでは? と思って、彼女を説得して、アレキサンドラの中に入って行きました。
しかし、10メートルくらい進んで、何か起こったわけではないのですが、中に行ってはダメだ、と直感的に思いました。人口密度がすさまじく、車がすぐに進まなくなるのが目に見えている。道路の幅は3メートルくらいしかない。もしまわりを囲まれてしまったら――。Kさんが写真を撮るために助手席に座っていたので、このときほど運転に責任を感じたことはなかったです。
サントンの高級ショッピングビルに着くと、偶然、日本人の新聞記者に出くわしました。
「ここで働いているのは、ほぼ全員、ジンバブエ人なんです」
と彼は言っていました。
そのときは、そうなんですか、と特に気にも留めなかったのですが、今になって、外国人が南ア人の仕事を奪っている一例だったことに気がつきました。
ある南ア人がこう怒っていたことも、今になってその言葉の真意がわかりました。
「南アで犯罪を犯すのは、アフリカ系の外国人ばかりだ」
まずは一日でも早く、暴動が治まって欲しい。
木崎伸也
- 2008/05/26(月) 10:40:24|
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惜しかったぁ!!
あと少しで、日本人選手がUEFAカップで優勝するところだったんですが――。
今日フランクフルトでは、UEFAカップ女子決勝、
FFCフランクフルト対ウメオIKの第2レグが行われました。
欧州的には、ドイツ代表のプリンツ対ブラジル代表のマルタ、ということで注目を集めていましたが、日本人として、気になるのはこの選手でしょう。
山口麻美、21歳。
日本女子代表のメンバーであり、2007年アメリカ大学リーグで最優秀選手に選ばれた選手です。
ウメオIKのシステムは、4-3-3。
マルタを”ロナウジーニョ”のように左ウィングに置き、山口選手はちょうど”シャビ”のポジションでした。
決勝らしく、試合は緊迫したものになりました。
2万7千人の後押しを受けて、フランクフルトが勢いに乗り2点を先制。
その後、互いに点の取り合いになり、
フランクフルトが3対2とリードして試合終盤に突入しました。
第1レグが1対1だったので、アウェーのウメオが同点に追いつけば、アウェーゴールの差でウメオの優勝になる。ウメオはマルタをセンターFWに置き、トップ下に山口選手を上げて、怒涛の攻撃を開始しました。
しかし、ラスト5分で、シュートが2度もバーに当たるという不運もあり、試合はそのまま終了。
残念ながら、日本人のUEFAカップ優勝は、実現しませんでした。
ただ、山口選手は長いパスで攻撃を組み立てただけでなく、シュートを4本も放ち(そのうち1本はGKのスーパーセーブがなければ入っていた)、チームの中心として活躍していました。北京五輪でも、彼女は大きな戦力になるんじゃないでしょうか。
さて――。
ここまでいかにも女子サッカーに詳しいかのように書いてきましたが、実は日本人選手がUEFAカップ決勝に出場することを知ったのは、今日、スタジアムについてからでした。
天気がいいし、スアジアムも家から歩いて20分だし、女子決勝でも行ってみるかな、と突然思い立ち、ダフ屋で10ユーロの立見席を買って、スタジアムに入ったのでした。
で、選手発表を見ていたら、日本人がいるじゃないですか!
それまではフランクフルトを応援するつもりだったのですが、手のひらを返して、ウメオを応援していました。
プレスパスがないので、今日はミックスゾーンに入ることができず、山口選手には会ってません。いつかスウェーデンに行ってやろうと、試合後に決意しました。
木崎伸也
- 2008/05/25(日) 00:46:45|
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マリンのインタビューが、ナンバーに掲載されることが決定しました!
まだ登録メンバーから落ちる可能性があるにもかかわらず、掲載を決断してくれた編集部に感謝です。
さて、今日は掲載誌の紹介を。
<Number Plus EURO2008 因縁を巡る物語。>http://www.bunshun.co.jp/mag/numberplus/index.htm
この号では、「開かれた扉」大国復活の序章、というドイツ代表特集を出筆しました。
ユーロ2008で優勝候補の筆頭になったドイツ。
クリンスマンの手腕によって復活したといわれるが、
はたして彼だけの功績と言っていいのだろうか。
今回はドイツ代表が強くなった真の理由を求めて、
編集者、カメラマンと3人で旅に出ました。
読んでいただければ、なぜドイツが強くなったか、わかって頂けると思います。
<論スポ 創刊号>http://www.sports-times.jp/ronspo/
新たなスポーツ雑誌が創刊されました。
その名も「論スポ」。
2006年末に休刊になったスポーツ・ヤァーの編集長と副編集長が立ち上げた、新スポーツ総合雑誌です。
この号では、「海外修行の価値 女子ホッケー 千葉香織」を出筆しました。
所属会社を辞めてでも海外に挑戦しようとした、彼女の情熱を感じ取ってもらえれば幸いです。
木崎伸也
- 2008/05/24(土) 01:10:31|
- 掲載誌
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前から行きたい、と思っていた場所に、今日は行くことができました。
デュッセルドルフの郊外にあるネアンデルタール。
絶滅した原人、ネアンデルタール人の骨が発見された場所です。
現在は博物館があり、ネアンデルタール人の生活ぶりが再現されている。
約3万年前に思いをはせることができました。
夜はスパーゲル(白アスパラ)が急に食べたくなり、どうせ食べるのならおいしいレストランにしよう、と思って、代理人トーマス・クロートのお勧めのフランクフルト郊外の高級店に行って来ました。
スパーゲル1人前15ユーロ+ハム5ユーロ=20ユーロ(約3200円)
かなり値がはりますが、スパーゲルにハムを巻きつけ、オランダ風マヨネーズソースをかけて、口に入れたたときの食感といったら……。たまらなかったです。
さて、今からCL決勝。
決勝は3年連続で取材していたのですが、今年は欧州→ロシアの飛行機があまりにも高いので、モスクワに行くのは断念しました。
ドイツのTVでは、バラックの特集が組まれております。
木崎伸也
- 2008/05/22(木) 03:28:02|
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残念。
女子ホッケー、チャンピオンズトロフィー第3戦。
日本はドイツに、1対2で敗れてしまいました。
前半は0対0で終えたものの、後半にドイツが2点を先制。
日本は怒涛の反撃を開始して1点を返すと、
焦りの見えるドイツは自陣にはりつき、
日本はチャンスを作り続けました。
しかし――。
日本はチャンスを生かせず、そのまま試合終了のホイッスル。
おそらくチャンスの数だけだったら日本が上回っていたでしょうが、
あと一歩及びませんでした。
試合後は千葉さんと話をしました。
惜しかったんじゃないか、とこちらが伝えると、
「あと1点の差が大きいんです」
と悔しがってました。
ただ、それでもチームが前進している、という感触を得ているようです。
北京五輪で日本女子がメダルを獲得する可能性は、ユーロでクロアチアがベスト4に入る可能性と同じくらいでしょうか。
つまり、決して無理ではないが、簡単でもない。
それでも諦めてしまうほど、実現が難しい目標でもない。
選手からも、コーチ陣からも、五輪のために全てを捧げる、という意気込みを感じました。
北京で番狂わせを起こせ!
そう願っています。
木崎伸也
- 2008/05/21(水) 08:11:45|
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今からメンヘングラッドバッハで行われている、女子ホッケーの大会に行ってきます。今日はドイツ対日本の試合があります。
先月、千葉香織選手を取材したときに、「稲本選手のファンなんです!」と話が盛り上がり、じゃあサインをもらってきますよ、ということに。
稲本選手には「職権乱用だ」とつっこまれましたが、無事サインをもらい、今日それを届けようと思っている次第です。
今日はデュッセルドルフに泊まって、ラーメンでも食べてきます。
木崎伸也
- 2008/05/20(火) 21:57:58|
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やってくれました。
元浦和のマリッチがコーチをしているホッフェンハイムが、1部に昇格決定!
今季3部から上がったばかりのチームが、たった1シーズンで1部に駆け上がって来ました。
世界3大ソフトフェア会社「SAP」の創設者が会長を務め、お金のかけ方がハンパじゃない。
今季は移籍金に約50億円を投じ、来季はさらに大物を獲得するでしょう。
監督は元シャルケの”教授”ラングニック。
チームマネージャーは、元ドイツ・ホッケー代表監督のペータース。
現ドイツ代表のメンタルコーチまで雇ってます。
個人的に嬉しいのは、カイザースラウテルンが3部落ちの危機を乗り越えたこと。最終節で勝利し、2部に留まることができました。
実はドイツで一番好きなスタジアムは、カイザースラウテルンなんです。”地獄釜”と呼ばれるだけあって、常に何かが起こりそうな緊張感が漂っていて――。まあ、日本がオーストラリアに逆転負けしたのは、ここなんですが。
先月、小野選手をボーフムに連れて来たクンツが、ボーフムを辞めて、カイザースラウテルンの会長に就任しました。ひょっとしたら将来、日本人を取ってくれるかもしれません。っていうか、ぜひ取って欲しい。
シーズンが終わり、今日は家でゆっくりしていました。
そんなときに便利なのが、99ユーロ(約1万6千円)で購入したコーヒーマシーン。
日本にいるときはコーヒーを飲まなかったんですが、ドイツ料理が脂っこいせいもあって、食後にコーヒーを飲む癖がついてしまいました。
粉が入ったカプセル(1個40円くらい)をセットしてボタンを押すと、カップ1杯分が出てくるというもの。ミルクを泡立てられるので、ラテマキアートもできます。
最近はカフェ・クレマを愛飲しております。
木崎伸也
- 2008/05/20(火) 01:35:37|
- サッカー
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今季の開幕前、あるブックメイカーのサイトで、ブンデスリーガの2部降格オッズは、こうなっていました。
ロストック 1.60
デュイスブルク 1.60
コットブス 1.70
ボーフム 2.25
ビーレフェルト 2.40
カールスルーエ 2.40
フランクフルト 4.50
ボルフスブルク 5.00
ニュルンベルク 8.00
実際降格したのはロストック、デュイスブルク、ニュルンベルクの3チーム。さすがブックメイカー、2チームを的中させました。
で、ここで何が言いたいのかというと、降格候補のひとつに、ボルフスブルクが入っていたということです。ボルフスブルクはいい選手がいるのになぜか勝てない、そんな印象のチームでした。
それがブンデス最終節を終わってみれば――。
5位になってUEFAカップ出場権を獲得!
長谷部選手の加入で、チームに足りなかった最後のピースがぴたりとはまり、チームが安定化したことは先日書いたとおりです。
「言葉もわからなければ、サッカーもわからないままに飛び込んで、どれくらいやれるかと思ってやりました。失うモノは何もない。次は代表で、それがどれだけ通用するか、楽しみですね」
5月20日発売のサッカー・ダイジェストに長谷部選手の原稿を書きました。
編集者の方は「内気だった長谷部選手のイメージが変わった」と言ってくれました。
彼は日本人らしくないエピソードに溢れた選手なので、この先も描くのが楽しみです。
木崎伸也
- 2008/05/18(日) 17:58:07|
- サッカー
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マリンがドイツ代表に入りました!
TVの前で何度もガッツポーズをしちゃいましたよ。
オドンコの名前が呼ばれたときには、ダメかと思ったんですが……。
ただし、今日発表されたのは26人。
10日後にここから3人が落ちます。
ジョーンズ、ノイビル、トロホフスキ、オドンコ、ヘルメス、マリンの中から誰かが、落選すると思われます。ということで、まだナンバーにインタビューが掲載されるかは未定です。ちょうど締め切り直前になってしまうみたいですし。
とは言え、予想が的中して、めちゃくちゃ嬉しいです。
木崎伸也
- 2008/05/16(金) 21:04:32|
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キリンカップに向けた日本代表が発表され、ドイツからは長谷部選手が入りました。
「(最近の日本代表は)ちょうどボルフスブルクと同じフォーメーションでやっているので、イメージはできています。あとは日本に行って、監督としっかり話して何を求められているかを聞きたい」
長谷部選手も気合が入っていました。
中村俊輔選手や松井選手のようには注目されてないかもしれませんが、個人的には、彼が最近ぐらついている日本代表を安定化してくれるのではないかと期待してます。
その理由が、長谷部選手が出場したときのボルフスブルクの勝率。
16試合で、10勝3分3敗。
もちろん彼ひとりのおかげではありませんが、ボルフスブルクで前期と後期に変わったことといえば、GKベナーリオとMF長谷部の加入だけですから。長谷部選手の貢献は大きいはず。
じゃあ彼の何がチームに貢献しているかと言えば、マガト監督の言葉を借りるなら、「試合の最後まで走り続け、全力を出す」ということ。ひょっとしたら浦和時代もそうだったかもしれませんが、ボルフスブルクでの運動量はハンパじゃない。マガト監督が「もっとセーブしてもいい」と止めるくらいですから。
FKとかドリブルとか、何か目立った武器があるわけではないですが、長谷部選手のような献身的で、攻守両面に顔を出すMFがいるとチームは安定化する、とドイツでのプレーを見ていると思うわけです。
まずは週末のドルトムント戦で勝って、UEFAカップ出場権を手にしなければいけませんが――。
- 2008/05/16(金) 08:21:48|
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いよいよ金曜日に、ドイツ代表のユーロ登録メンバーが発表されます。
個人的に注目しているのが、誰が「第2のオドンコ」になるか、ということ。
2006年W杯の開幕直前、クリンスマンは無名だったオドンコを初招集して、メディアを驚かせました。で、実際オドンコは、クリンスマンの狙い通り、100メートルを11秒で走る俊足でドイツのスーパーサブになったわけです。
今回レーブが「第2のオドンコ」を選ぶかはわかりません。
ひょっとしたら、サプライズはないかもしれない。
ただ、僕はボルシア・メンヘングラッドバッハ(ドイツ2部)のマルコ・マリンが選ばれるような気がするんです。
「ドイツ版メッシ」と呼ばれる19歳のウィンガー。
左サイドからドリブルで中に切れ込むのを得意にしており、現在2部のアシスト王です。
で、一発狙って、マリンにインタビューしてきました。
まあ、ナンバー・プラスのドイツ代表特集の企画のひとつとして行ってきたのですが、もし本当に選ばれれば、ナンバー本誌のユーロ直前号にインタビューを掲載してもらえることになっています。
1度で2度おいしい取材になるのか――。
発表は金曜日。
結果はここでも報告します。
木崎伸也
- 2008/05/14(水) 19:26:15|
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「月曜日」というのは試合も練習もないことが多く、さらに今日ドイツは祝日だったので、取材をすることもなく、完全オフモードでした。まずボルフスブルク対シュツットガルトの再放送を見て、「Iron Man」というアクション映画を観に行き、夜は近所でやっていたお祭りに行って、屋台でパエリアを食べて帰宅――という流れで。
さて、今日はビールの話を。
3週間前にバーゼルに行ったとき、こんなものを発見しました。
ユーロ出場16ヵ国のビールを、セットにして販売したものです!
値段は約70スイスフラン。1本600円くらい、と考えると若干高い気もしますが、「ビールの欧州選手権をやりたい」という衝動を抑えられなくなり、約1メートルの木箱を抱えてドイツに持って帰ってきました。
ただ、注意して欲しいのは、このセット、スイスが2本、フランスが2本入っていること。
つまり2ヵ国足りない! 店員に1本1本訊いてチェックしたところ、それが判明し、ポーランドとルーマニアが含まれていないことを突き止めました。
「ポーランドとルーマニアは、瓶が大きくて入んなかったんだよ」
というのが店員の言い訳。仕方ないので、この2ヵ国のビールを追加で買いました。
この木箱を運ぶ途中に思ったのは、「やっぱりドイツ人にとって、ビールは魂なんだなあ」ということ。
駅でこれを運んでいると、みんなからの視線を感じるし、実際、いろんな人が話しかけてくるんです。
「どこで買ったんだ?」
「いっしょに写真を撮ってくれ」
「オレにも飲ませろ・・・・・・」
こんなに注目を集めるのは、人生で初めて、と言えるくらい。
ビールこそが、ドイツ人との最強のコミュニケーションツールだと悟りました。
で、2週間前、ナンバーの編集者がドイツに来たときに、カメラマンのサワベさんを含めた3人で、「ビール欧州選手権」を開催しました。一気に16本の栓を開けて。
残念ながら編集Fさんは時差ぼけもあってC組の途中で撃沈したのですが、サワベさんと大会を続行し、D組まで完飲。サワベさんはスウェーデンの「クロコダイル」を優勝国にあげ、僕はフランスの「1664」を推しました。フルーティーでありながら、白ビールのように重すぎず、のどごしが軽くて、いかにもフランスの上品さを感じられるのが良くて。
まあ、意見がまとまらなくて、結論は出なかったのですが。
Fさん、サワベさん、変な企画につきあわさせて、すみません。
今度はもっと健康的な企画、考えておきます。
木崎伸也
- 2008/05/13(火) 08:25:55|
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今日は家のTVで、まずはブンデス2部、続いてプレミア中継を見ていました。
ケルンの1部昇格が決定。
その一方で”ドイツ版チェルシー”ホッフェンハイムは終了間際に同点に追いつかれ、昇格は最終節に持ち越しになりました。個人的には元浦和のマリッチがコーチをしているので、ホッフェンハイムの昇格を応援しているのですが、4位マインツとの勝ち点差は2なので、まだまだわからない状況です。
夜はフランクフルト郊外にあるユーゴスラビア料理屋に行ってきました。
以前タクシーに乗ったところ運転手がベオグラード出身で、「一番おいしいセルビア料理屋は?」と訊いたら、ここを教えてくれたんです。
羊のひき肉のハンバーグの中に、羊のチーズが入っている、Pljeskavicaという料理を食べました。
とけたチーズが絶妙のソースになり、なかなか良し。
ドイツ人向けに量が多いのが難点ですが。
木崎伸也
- 2008/05/12(月) 09:18:48|
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先ほど自宅に帰ってきて、”ケラービア”という銘柄のビールを飲みながら書き込んでおります。色が濁っているのが売りだそうで、地ビールっぽい味をしており、なかなか良いです。
さて、シャルケ対フランクフルト。
まず驚いたのは、フランクフルトが稲本&フィンクのダブルボランチだったこと。先発からダブルボランチなのは、昨年以来じゃないでしょうか。今年になってから、ずっと稲本選手の1ボランチだったので。
稲本選手はフィンクにカバーリングを任せて、機を見て攻め上がり、2002年W杯のとき、とまでは行きませんが、当時の攻撃力を思い起こさせてくれました。シュートにはいたらなかったですが、あと一歩、という場面が2、3度あった。
「こういうこともできるんだ、というのを見せられて良かった」
と試合後に、稲本選手は言っておりました。
ちなみに、このシャルケ戦に来た日本人記者は、僕ひとり。完全独占(?)です。
昨日書いたテーマ「素晴らしいプレーをした直後の試合はどうなるか?」について、今回の個人的な結論は、「波に乗ると、次の試合もいいプレーをする」でした。ボランチというミスをしてはいけない選手が、リスクを冒して前へ飛び出す、この瞬間にたまらないスリルを感じます。
ここ2試合のポジティブなイメージでさらに試合を重ねれば、もっと良くなると思うので、イエロー累積で最終節に出られないこと、シーズンが終わってしまうことが、実にもったいないと思いました。
試合は1対0でシャルケの勝利。
CKからの失点だっただけに、稲本選手も悔しそうでした。
では、また。
木崎伸也
- 2008/05/11(日) 06:04:17|
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土曜日はシャルケ対フランクフルトに行ってきます。
個人的に注目しているのが、ボルフスブルク戦で今年一番のプレーをした稲本選手の出来。
来週発売の「Footballista」でも書いたのですが、最近、稲本選手は「6番」のポジションで守備のバランスを取る役目を担っており、ほとんど前に上がらない。それはそれで非常にチームに貢献しているのですが、観ている方としてはやや物足りなさが残る――という試合が続いていました。
それが日本人対決となったボルフスブルク戦では、がんがん前に出てプレスをかけて、気持ちいいくらいにボールを奪取してくれる。2点目の起点になったときには、相手からボールを奪い、スルーパスを出す、というボランチ冥利につきるプレーをしていました。
今年一番の出来だったのでは? とミックスゾーンで聞いたら、「それは木崎さん目線ででしょ(笑)」とかわされましたが、他の通信員も、ドイツ人記者も、口を揃えて「イナのベストゲーム」と言ってました。
で、それだけの活躍を水曜日にして、土曜日の試合にどれだけ影響するのか。勢いに乗って強豪シャルケにも同じようなプレーができるのか、それとも活躍の反動で体が重たくなっているのか――。
シャルケ戦ではそれを観てこようと思います。
木崎伸也
- 2008/05/10(土) 06:34:06|
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はじめまして、ドイツ在住スポーツライターの木崎と申します。
今までは「拳組」というブログに書き込んでいたのですが、大先輩の戸塚さんが個人ブログをスタートさせたので、僕も独立することにしました。これからは個人のブログなので、サッカー以外のことも書いていこうと思います。
よろしくお願いします。
木崎伸也
- 2008/05/10(土) 05:43:05|
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